2010年11月30日

VW空冷ビートル57年ディスクブレーキ

VW空冷ビートルのディスクブレーキ改
再度 アップします

VW空冷ビートルが入庫しました
2台です
一台目は 光岡が1900年代初期のメルセデスSSKのコピー版です
光岡BUBU ルパン3世が使用”漫画の世界です”
この車のブレーキ変更です
VW空冷ビートルのシャシを利用して(リヤエンジン)ボディをFRP
で製作してあります
抹消登録がされてます
ユーザーは車検つきで 購入したそうですが 2年間殆ど 動いてません
自分の工場へ入庫し 仮ナンバーを付け走りましたが 20キロ以上 速
度を出せません
真っ直ぐ走れません
ステアリングを直進状態を保っていても 車は左右にフラフラ!!
ブレーキを踏めば 制動するなどの表現はとてもとても無理!!
自殺行為の走りです
しかも ブレーキとアクセルクラッチぺダルの位置がとても 踏めるとか
切るとか吹かすとかのレベルでは有りません
ペダルは3種一体で組み合わされてます
その取り付け位置が旨く出来てません
持ち主の方 身長が低く とても足が届かない
サイドブレーキはノーマルの位置に付いています
サイドブレーキを引くと言えないほど前にレバーがあります
運転席は空冷ビートルの後ろシートの位置です
体格を考えると 大変です
しかも フロントはドラムブレーキです
この シャシはフロントサスはボールジョイントタイプです
この時代のドラムブレーキは 冷えてるとブレーキは全くと言っていいほど
制動力が有りません
空走してる感じです
但し ブレーキの磨耗は遅く 可也の距離を走っても磨耗は遅く長持ちします
上記の対策 改造(サイドブレーキ、前ディスクブレーキ、ペダル位置変更、
ステアリングリンクの交換)
* サイドブレーキは レバー型からステッキタイプへ
* ペダル本体は ブレーキシリンダを押すプッシュロッドの長さの適正化
* クラッチペダルの位置の適正化
* ステアリングリンクのジョイント交換
* フロントドラムブレーキからディスクブレーキへ変更
上記 改造修理です
 
FRPボディとシャシを分解 ボディを離します
フロントサスペンションとステアリングリンクです






シャシとボディを脱、交換修理部位の写真です
  


Posted by mtec at 06:04Comments(0)一般車修理